仙台の司法書士 不動産登記、会社設立登記、相続、法律相談の飯川司法書士事務所

杜の都の朝イチBlog

>>HOME>>朝イチブログ

杜の都の朝イチBlog

アーカイブ:

2011/04/29(金) 新幹線全線復旧


今日、震災から50日目で新青森−東京間が全線復旧しました。

過去の阪神大震災や新潟県中越地震の時に比べ、かなりはやいペースの回復ぶりとのこと。しばらく大きな余震が起きていないので、ちょっと東京にでも行ってみたい。

ところで、3月11日の震災のとき私はたまたま新幹線に乗り合わせていて、強い揺れが観測された仙台−古川間を走行していましたが、その地震の時新幹線の「早期地震検知システム」が機能して、最も強い揺れが来る70秒前に非常ブレーキが作動していたらしいです。前にも書きましたが、そのブレーキの利き方は体が前のめりになるようなことのない本当に絶妙な減速の仕方だったことを今でも鮮明に覚えています。もし、この装置がなかったらどうなったんでしょう?

2011/04/29(金) 被災者の住宅ローン免除も?
 衆院予算員会で自見金融担当相は、住宅ローンの返済が残っている被災者が自宅の建て直しなどで新たな債務を抱える二重債務問題について、「ケース・バイ・ケースだが、金融機関の経営者の判断として債権放棄もあり得る」と述べ、債務免除は可能との見解を示したようです。
 今後の対応に注意していきましょう。

2011/04/28(木) 登録免許税の免除が認められる
4月27日「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律」が交付・施行され、被災により建物に被害を受けた人・会社が、滅失した建物に代わるものとして建物を新築若しくは取得した場合、建物の所有権保存・移転、抵当権設定の登記で、平成23年4月28日〜平成33年3月31日までの間に受けるものについては、一定要件の下、登録免許税が免除されることになりました。詳しくは、お問い合せ下さい。

2011/04/27(水) 河原






午後裁判所に行く途中寄り道をして広瀬川の河原を歩きました。そろそろハナモモの花が咲いているのではないかと気がかりだったのですが、まだつぼみで安心しました。たぶん連休中に咲き誇ることになるでしょう。

仙台の桜はほとんど葉桜になりました。未だ残っている桜の花が可憐です。
温かな日差しを受けて膨らんでいくハナモモのつぼみ。
いつもの場所で、雉を見かけました。きっといつもの雉でしょう。名前を付けてあげればもっと親しみがわくかもしれません。

2011/04/24(日) 休日、本日予定なし




今日は、午後1時からの無料相談以外何の予定も入れなかった。

朝、部屋の窓を開けると目の前の公園のけやきの枝に、新芽が伸びてきていて、穏やかな春の日曜の朝らしい雰囲気に満足。

題名のない音楽会で、平原綾香のジュピターや合唱付きのフィンランディアを聞き、心にしみた。番組の後、自分でお気に入りの録画を探していたら、学生オケのドボルザークがあったので、ひとり復興支援コンサートのつもりでボーと鑑賞しました。

午後、相談を受けた後、電力ビルの地下の山形そばのお店に行っておいしい板そば食し、アーケード街を歩いてみたら、結構沢山の人出があり、震災前の休日の賑やかさが戻っていました。

2011/04/23(土) 司法書士の支援活動
今日、宮城県司法書士会の理事会が開催されました。

震災後、これまでの司法書士(会)の支援活動が報告され、今後の計画も発表されました。
その支援活動の主な柱は、相談業務です。
司法書士が得意とする相談は、登記に関するものですが、実際に受けている相談は、雇用、賃貸借や会社の債権など多方面に渡ります。
司法書士、弁護士、税理士などの専門家は、専門外の相談についてはその場で正解は出せなくとも、まず相談者の話を聞き、問題点の交通整理をして、次に取るべき行動の指針を与えることでお役に立っています。
阪神大震災などの過去の事例を踏まえ災害時に特有の法律問題が抽出された資料などが活用されています。

また、今回の災害に対する相談支援は、被災地の地元の司法書士会だけでなく、全国の司法書士会が支援を表明しています。

したがって、今回の震災で全国各地に移動して避難している方々にも現地で司法書士の無料相談をご利用いただけます。


2011/04/18(月) 名取市役所で相談会
名取市役所で司法書士による無料相談会が、4月末までほぼ毎日開催されています。

今日担当してきましたが、1階ロビーは大勢の来訪者が来ていてびっくりしました。
ロビーにおかれた沢山のパネルには様々なお知らせや消息に関するメッセージが張られいました。

昨日の松島町の静けさとはまるで違います。

相談の内容は、犠牲になられた親戚の方の相続とお墓の問題・・・お寺自体が流され、住職も安否不明とのこと。それから、権利証が流失した件や建物が全壊してしまった場合の登記の手続の件などの質問が多かったです。

2011/04/17(日) 法律相談 in 松島


今日、松島町の役場で法律相談会を開催しました。
もう罹災証明を取りに役場を訪れる人もほとんどなく、相談会場で一人勉強をしていました。

さて、仙台は一昨日あたり桜が満開になりましたが、松島はまだ開花していません。
名所「西行戻りの松公園」の桜は、まだつぼみも堅くあと1週間は待たなければならなさそうです。

松島湾を見渡せば、いつもの絶景と強風に白波を立てる海が広がります。島の向こうには野蒜海岸、その向こうにはうっすらと霞んで牡鹿半島が雄大に横たわっています。

2011/04/15(金) 朝市の桜 満開






今年は、桜の開花からずっと好天が続き一気に満開となりました。

明日から少し天気が崩れるとの予報が出ていますが、是非日曜日には持ち直して、大勢の人がこの桜を愛でることができればよいと思います。

仙台の主な桜の名所は、まだ五分咲きといったところでしょうか。


2011/04/12(火) 朝市の桜






私は、仙台朝市の桜が仙台では一番早く開花すると思っていました(本当は朝市に隣接する医院の敷地内)。
しかし、今年は先日の日曜日にガスプラザの庭の桜の木で桜の開花を知りました。
それから2日後、今日仙台朝市の桜が開花し始めました。
空は快晴、気温は7時前で3度前後。
非常に寒い朝を迎えた仙台ですが、もうすぐお花見日和の日が訪れます。

2011/04/10(日) 無料相談 in 松島






今日も好天に恵まれました。

事務所の近くで、今年はじめて桜の開花を見ました。
中央2丁目のガスサロンの裏の路地です。

今日は、松島町で無料相談を行いますが、こんなに好天では被災された方は、日中あと片づけで相談には来ないのではないでしょうか?

松島海岸の国道の脇には、まだ瓦礫の積み残しがありましたが、海の方をみると美しい松の緑の島影にみとれてしまいます。

2011/04/10(日) 被災者の話
先日、家族を津波でなくされた方からご相談を受けました。

ご本人も家の2階にいたところ、押し寄せた津波に呑みこまれ2階の天井を超える水の中を漂ったそうです。

ダメかと思ったけれど、気が付いたら水が引いて・・・助かったと。

相談の内容はともかく、この生死を分けたもの(運命)は何だったのか・・・

目の前にいる方は、1か月余り前に経験した事実を他人に話すと気持が落ち着くと言っていました。

自分が経験していない他人の経験を聞く時「そうでしたか」としか言えないのですが、・・・。あの、津波の原因となった地震の恐ろしさは共有しているので、相談者の非情な運命に寄り添って、一つでも解決方法を見つけてあげたいと思いました。


2011/04/10(日) 震災の渦中


4月7日(金)夜中に、3月11日と同じ震度6の余震が来ました。
ただちに停電。
あとでほかの人も言っていましたが,不意を突かれた感じです。
もうあんな大きな地震は来ないだろうと思っていたところに予想だにしなかった大きな地震。停電の戸数は、前回よりも多く東北全体に及びました。
復旧作業も中断しました。
ただ、今回の地震は1分くらいでしたので、物の転倒などの被害は少なくて済みましたが、まだまだ震災の渦中であることを思い知らされました(事務所でそんな話をしたばかり)。
でも、今回の余震は気持ちの上で非常時の備えの大事さを痛感させられました。

■震災の記憶

2011/04/09(土) 無情
原子力の災禍は、天災か人災か私にはわかりませんが、今日の河北新報に水原紫苑さんの、短い随想と短歌が掲載されていました。

人間の心の中には、他を責める心が潜みいつも自らを苦しめていますが、この文章を読んだら懺悔や無情感が顔を出した後、とても美しい余韻が残りました。

紫苑さんの短歌
「原子炉の日に焼かれし唯一の国としてかくも畏(おそ)れを知らざりしわれら」

「凶事(まがごと)はわれらすべての負うものぞ殊にも電気をもてあそびしわれら」

2011/04/08(金) 倫理法人会特別講演
倫理法人会の講演会が午前6時30分からありました。
倫理法人会に入会して15年以上過ぎました。この会は毎週1回午前6時からモーニングセミナーと題する定例会を開催して勉強しています。

私自身は、セミナーに参加するのは久しぶりですが、動機はやはりマスコミやインターネットだけではなく、生の人間の考え方を聞いて、自分のこの震災に対する受け止め方をいくらかでも確かなものにしたかったからです。

セミナーでは、宮城県倫理法人会の会長さんが津波の犠牲になったことを知り唖然としました。そして、会長代行に菓匠三全の田中さんと、社団法人倫理研究所の丸山理事長がお話をしてくださいました。

復興に向けた心構えが少し強くなったように感じます。


2011/04/05(火) 無料法律相談 in 松島
今日から松島町の役場で本格的な法律相談ができるかと思い意気込んで行ってみたが、相談者は1組のご夫婦のみであった。

今日は、天気も良いし、国道沿いの瓦礫の撤去もかなり
進んでいるようで地元の復興を見れただけでも少し気持が前向きになれました。

2011/04/02(土) 盛岡へ
3週間前、アセットコンサルティング東北の大藤社長(税理士)と勝村専務(不動産会社社長)と新幹線で盛岡に向かう途中で大地震が発生し、盛岡での目的を達成していませんでしたが、今週は高速道路が使えるようになったので、大藤先生の車で盛岡に向かいました。

大藤先生と勝村専務は大のアウトドア派。スバルの立派なレガシーが、快適に飛ばして予定よりもかなり早く盛岡に着きました。

大藤先生は、現在、仙台の高級情報誌である「りらく」に趣味のアウトドアのエピソードを交えながら、わかりやすく税金の話題を連載中です。仕事と趣味の良いバランス感覚がうかがわれる大変読ませるコーナーです。是非、皆さまもご一読を!


2011/04/01(金) 法律相談 in 松島






今、被災地だけでなく日本中が「頑張れ」「頑張ろう」というムードに包まれている。私たちの日常があるムード一辺倒になるのも怖い気がするが、今回ばかりは「頑張れ」「頑張ろう」という無数のメッセージにときおり接することによって、正気になるような気がする。とにかく、我々にはやれることが無限にあるのだと思う。そのうちの一つでも今日現実に成し遂げたい。

松島町の役場に行って、弁護士さんと一緒に法律相談をするつもりだったが、ほとんど相談がないとのこと。今日現在、法律相談会を実施するにはまだ早いのかもしれない。実際に被災した人々は日常の生活環境に戻れる事が第一優先で、法律問題などは後回しなのに違いない。

松島の帰り、津波で被災した地域を視察した。
そこは言葉では言い表しがたい惨状、様々な物の散乱であったが、絶対この現場を見た記憶は、貴重な体験になるに違いない。


2011/04/01(金) 新年度




新年度。街並みも日差しもすがすがしい朝を迎えています。

今日から、昨年司法書士試験を合格した新人を研修生として受け入れます。司法書士会の制度上「配属研修」と言いますが、登記申請や、裁判実務等について6週間研修先の事務所の実際の仕事を素材として勉強して行きます。

20年ほど前までは、司法書士の仕事はほとんど登記の仕事だけでした。しかし、現在は簡裁事件、成年後見事件と職域が広がり、また事務所によって力を入れている分野が違うので、6週間という短い研修ですべてを学べるわけではありませんが、是非このような時代(年)に司法書士として生きる道を選択した人には、新時代の司法書士の開拓者として頑張って貰いたいものです。

今日は、松島町に行って法律相談をしてくる予定です。

OFFICE
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2丁目2番1号 仙台三菱ビル6階
TEL:022-211-1770 FAX:022-211-1778